メニュー

内科

山崎医院の医師として、主に内科を担当しております院長の山崎 暁司(ぎょうじ)と申します。

今回は、私が取得しております「家庭医療専門医」に関して説明させて頂きます。

『妊婦や授乳婦、乳幼児から高齢者まで、年齢や性別、臓器にとらわれない「総合性」、病院や診療所といった医療機関同士あるいは医療・保険・福祉・介護といった「つながり」、お互いの「コミュニケーション」を大切にし、その一翼を担うのが家庭医療専門医である』(日本プライマリケア連合学会HPより抜粋)とありますように病気を診療するだけではなく、皆様が「何かあった場合に相談できるかかりつけ医」を目指すものこそが「家庭医」です。様々な健康問題が生じた時にかかり、それに関連する生活上のいろいろな問題を一緒に話し合い、解決できる医師や医療機関があれば安心ですよね。

ここで、当院で行っている診療を世代ごとにわけてご説明いたします。

小児(15歳まで)

お子様の「いつもとちがう」症状、行動で戸惑われる場面は多いと思います。

熱や咳、のどの痛みなどの風邪の症状や中耳炎、アレルギー、小児気管支喘息、便秘等だけでなく、季節性に増加する溶連菌感染症、アレルギー性鼻炎、麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)、感染性胃腸炎、アデノウイルスによる咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ、汗疹、熱中症、ロタウイルス、インフルエンザ等も対応いたします(必要時に近くの病院への紹介も行います)。

赤ちゃんの定期予防接種、インフルエンザワクチンなどの各種ワクチン接種の対応も致します。

思春期・青年期(中学生から30代前半)

統計的には病気とはそれほど縁のない世代ですが、体調の変化やそれに伴う不安や悩み事がございましたらご相談ください。鉄欠乏性貧血、風邪症状、メンタルの不調、摂食障害等にも対応致します。

壮年期・更年期(30代後半から60代前半)

健康診断での高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の発見、コントロールが重要な世代です。

日常の仕事などで時間がとりにくく、受診継続が困難となるケースも多くみられますが、自己管理しやすい方法を患者様と一緒に考えながらの診療を行っております。

更年期の女性ではホルモンバランスの崩れによるうつ病が出現する時期でもあり、漢方薬による治療等も行っております。

高齢者(60代後半以上)

肺や心臓、胃腸などの内臓の病気や脳卒中、認知症、パーキンソン病などの記憶や神経の病気、骨関節の病気など、多くの病気と同居する世代です。症状に応じた診察による病気の発見、病院との連携による加療はもちろんの事ですが、ADL/IADL(日常生活動作/手段的日常生活動作)、認知能、社会的支援の評価(介護認定関係の書類の記入や当院で併設しているデイサービスの紹介等も行っております)や、ご家族の方と一緒の「チーム」としての取り組みも行っております。

※当院では整形外科疾患の診療も行っておりますので、お子様から高齢者までの各種外傷の加療や疼痛コントロール、交通事故に遭われた等で治療が必要な方の対応もしております。

医師が「優れた医学知識と専門的医療技術を持ち、医師としての人格、素養があること」は当然ですが、家庭医療専門医はそれに加えて地理的、時間的、経済的、精神的にかかりやすいこと、他科専門医や地域との連携、地域住民との協力を行うこと、一人の「人」としてのつながり、病気のない健康なときから関わること、年齢、性別、臓器にとらわれず、予防も含めた診療を行うこと、患者様の「価値観」「考え」「思い」や「状況や経過」「家族の意思」を尊重することを大切にしております。

私自身も皆様に健康問題が生じた時はもちろんですが、起こる前からのご相談、さらにその後も一緒に経過を見させて頂くことで、あなたやあなたのご家族、地域の健康を守る最も身近なパートナーとしての医師、および医療機関を目指し研鑽を積んで参りますので、よろしくお願い致します。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME